ここ数日は杉板を使って燻煙器を組み立てています。 RRP1320-1-04 を使って温度制御機能付きの燻煙器に仕上げたいと思います。

何年か前にホームセンターで燻煙器とスモークウッドのセットを買って、ベーコン作りに挑戦したことがあります。 2週間程冷蔵庫で塩漬けして、流水で塩抜き、風乾の代わりにペーパータオルに水分を吸わせてから庭で燻煙しました。 2週間の仕込み期間は期待感を味わいながら冷蔵庫に入れて水を流すだけでそれほど手間はかからないのですが、60~70度に保ちながらの燻煙は付きっきりの作業になってしいました。 慣れないこともありますが、風が吹くと温度が下がるので傘などを並べて風をさえぎり、右往左往していました。 結果は塩抜きが不足で塩っ辛いベーコンながらも美味しく頂くことができました。 残念がら、2度目はないまま今日に至っています。

発色剤など余分な物を加えず自分で作ったベーコンは魅力的ですが、手間を考えるとシンドイと言うのが正直な感想です。 出来れば漏れ出る煙を抑えてレンジフードの下でも使えるようにしたいと思います。 RRP1320-1 は温度管理を自動化した燻煙器を作ってもう一度ベーコン作りにチャレンジしたいと言う個人的な目的で作り始めました。 RRP1320-1-04 はその制御装置の試作品です。 燻煙器と食材、制御装置を組み合わせて制御系を構成し、制御性能を評価出来ると思います。

燻煙器は下図のように内寸法で幅 30cm 高さ 40cm 程度の木製です。 8W程度と極小さなヒーター(セメント抵抗)で温度上昇試験を行います。 周囲温度に対して内部温度をどの程度高められるのかを確認して次のステップに進みます。

杉板で6面を囲った内部にアルミ製の隔壁を設けました。(下図奥側の壁) 隔壁の奥に簡単な冷却機構を設け、スモークウッドの発熱で温度が上がり過ぎるようなら自動的に冷やすことで食材が煮えないようにコントロールしたいと考えています。

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生の木を板にしてもらったので、数日間の乾燥の間にそったり縮んだりして無様な外観になってしまいましたが、この試作の反省点を元に工夫を重ねるつもりです。 目下のところ燻煙時の湿気と保存中の乾燥で杉板がどの程度変形するのか、割れたりしないかが最大の関心事です。


以下は関連記事のインデックスにします。

燻煙器 熱抵抗 
 燻煙器の温度上昇試験の結果は、燻煙器内部に設置した 8.3W のヒーターで周囲温度 +5.7℃ で飽和しました。 このことから、試作した燻煙器の熱抵抗は約 0.69℃/W と考えています。


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