30年ほども前の話ですが、学生時代にパソコンの授業でキーボードを目の前に何も出来ない自分が居ました。 数人グループで1台のPCを使うのですが、同級生がプログラミングの課題をこなす中、PCはおろかタイプライターも使ったことの無い自分は幾つものキートップを眺めるだけで時間終了です。 当時は半数ほどの学生が同様の反応で、とりわけ少数派と言うわけではないのですが、悔しいと言うより「むなしい」とか「寂しい」と言った感じを受けました。

特に強い印象を受けたわけではないはずですが、飲食店のバイト代で NEC PC-8001 と言う 8bit CPU のPCを買いました。 確か主記憶装置は ROM 32kbyte / RAM 32kbyte と言う代物で、補助記憶装置はテープレコーダーです。 白黒ディスプレー、ユニ・ハンマー方式のプリンター、拡張ユニット(自作)にROMライターを作り、書籍多数・・・これら機材に50万円ほどのバイト代を注ぎ込み、N-BASIC に始まり Z-80 アセンブラを独学で学びました。 要するにオタク、マイコン小僧でした。 カクテル・データベースをビジュアルと言うか漫画未満の表示品質で作ったりして遊んでました。 現在に至るまでずっと自己流/独学で、まとまった教育を受けたことがありません。

PC-8001

そんな折に「ソフトマン募集」と言う貼り紙を見つけます。 面接の席で「CPUは何が使えるの?」と問われて「ゼッパチです。」と答えると、それだけで即採用!(笑) ゲームセンター向けのテレビゲームを開発するアルバイトでした。
ハードにも関心があり、それなりに作れると言う訳で、会社内を自由に使える機会を得ました。

ある日の夜、一人で作業をしていると電話が鳴り、電話口に出ると「貼り紙見ました。 2グラムと違わず素早く出来ます。 5段積めます。 ソフトクリームは経験豊富です。」と言う力強いアピール!
「御免なさい。 マイコンのソフトマン、つまりプログラマーを募集してます。」と伝えて会話を終えました。

以上、本当にあった話しです。


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