RRP1320-0 が出来たので、ハードウェア・デバックを行いました。 簡単な基板なので、PIC18F1320の端子が基板の入出力用ソケットに正しく接続されているかについては、周辺の基板を動かしながら確認することにします。

始めて故に最も気になっているのは、本当に内臓OSCの8MHzで動いてるのかと言うことです。 取り急ぎ、TIMER0 で(計算上)100msec毎に低位割り込みを発生させるように設定し、割り込みの都度カウンターをデクリメントして割り込み10回毎に呼ばれるサブルーチンを作りました。 このサブルーチンでRA4に接続したLEDを点滅させた時に、期待通りON時間とOFF時間が同じ2秒周期の点滅が確認できれば、クロック周波数8MHzを確認したことになると考えました。

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結果は期待通りの点滅動作を確認出来ました。 オシロ測定まではしてませんが、4MHzだったり31kHzだったりすれば直ぐに気付く範囲なので問題ないと思います。 念の為ですが、PICKit3をプログラマーとして使い、リリース版の書き込みを行った上でRRP1320-0 をスタンドアロンで動作させてみました。 下の写真は、PICKit3 用の6pinコネクタから5Vを供給してLEDの点滅動作を確認した様子です。

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調子に乗って( RA0~RA3 及び RA6 , RA7 に )手持ちのLCDを接続して、一秒ごとに数字を表示させて見ました。 当然ながらこちらも問題ありません。

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ところが、上の写真のように1行目を空けて、2行目に表示させることに手間取ってしまいました。 解決できたのですが、「チョット寄り道」のつもりが時間を取られた上に、ソースが散らかってしまいました。 LCDは表示出来る情報量が多くて魅力的ですが、このブログでは当分使う予定がありません。

最初の写真のLEDによる動作確認に的を絞って、詳細を紹介する予定です。


RRP1320-0 関連記事のインデックスはこちら → RRP1320-0 回路図


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