シリアル通信も試したいのですが、PCと通信するだけではつまらないと感じていました。 秋月電子通商さんで見つけた AquesTalk pico と言う1チップ音声合成LSI なら面白そうです。 早速購入して試してみました。
株式会社アクエスト製
1チップ音声合成LSI
AquesTalk pico ATP3011F4-PU
http://www.a-quest.com/index.html
手前に写っているブレッドボードに載っているのが音声合成LSIで、ATP3011F4は可愛い系の女性の声です。 株式会社アクエストさんから「落ち着いた女性の声」や「男性の声」のLSIが入手出来るようです。
今回作ってみたのは、手元にあったDVDプレーヤー用赤外線リモコンのチャンネルボタン1~5を押すと、各々に割り当てられたフレーズを発声するプログラムです。
AquesTalk pico は、ローマ字で記述した文字列をUSART(非同期式シリアル通信)で送ると発声します。 アクセント記号などを加えることでより自然な発声に調整できるように作られています。 予め内臓EEP-ROMにデータを書き込めば、AquesTalk pico に接続したボタン操作で15種類のプリセットメッセージを鳴らす機能(スタンドアロンモード)も備えています。
用途によってはLCDと違って表示面を見なくても情報が得られるなどの利点があり、このブログで紹介する「楽しい道具」への応用が楽しみです。
以下は一連の記事のインデックスにします。
音声合成LSI 2
USART 端子を空ける為に、端子の割り付けを変更しました。
音声合成LSI 3 USART
USARTの設定について説明します。
音声合成LSI 4 フラグ
複数のプログラムが連携して一連の処理を行う為に設けたフラグの構造について説明します。
音声合成LSI 5 データ送信
実際に音声データを送信しているプログラムについて説明します。 音声データに限らず、USART 送信プログラムに共通する内容です。
音声合成LSI 6 音声(動画)
USART で使う場合は、最初にボーレートの自動設定をさせる必要があります。 このプロジェクトで発声させた音声を聞けるように動画撮影しました。
音声合成LSI 7 発声開始
(1) 赤外線リモコンから受信したコードに割り当てられた音声データのポインターを準備する
(2) 音声中のデータ・ポインターを更新して送信開始のフラグ設定をする
音声合成LSI 8 発声終了
受信割り込みで Ready を確かめて一連の処理を終了する部分について説明します。
音声合成LSI 9 データテーブル
「音声合成LSI 7 発声開始」 、 「音声合成LSI 5 データ送信」で紹介したプログラムが参照しているデータテーブルについて説明します。 ソース・ファイル(プロジェクト)をダウンロード出来ます。
RRP1320-2-01 概要
既に赤外線リモコンのボタン操作 0(10)~9 に応じて準備したフレーズを発生する機能と汎用タイマーが動作しています。 目先、焦電センサー、リードスイッチ、測距センサーの各入力に応じる発声を実現してダウンロード販売中です。
「楽々PIC」は楽しい道具を作りながら学ぶブログを目指します。
株式会社アクエスト製
1チップ音声合成LSI
AquesTalk pico ATP3011F4-PU
http://www.a-quest.com/index.html
手前に写っているブレッドボードに載っているのが音声合成LSIで、ATP3011F4は可愛い系の女性の声です。 株式会社アクエストさんから「落ち着いた女性の声」や「男性の声」のLSIが入手出来るようです。
今回作ってみたのは、手元にあったDVDプレーヤー用赤外線リモコンのチャンネルボタン1~5を押すと、各々に割り当てられたフレーズを発声するプログラムです。
AquesTalk pico は、ローマ字で記述した文字列をUSART(非同期式シリアル通信)で送ると発声します。 アクセント記号などを加えることでより自然な発声に調整できるように作られています。 予め内臓EEP-ROMにデータを書き込めば、AquesTalk pico に接続したボタン操作で15種類のプリセットメッセージを鳴らす機能(スタンドアロンモード)も備えています。
用途によってはLCDと違って表示面を見なくても情報が得られるなどの利点があり、このブログで紹介する「楽しい道具」への応用が楽しみです。
以下は一連の記事のインデックスにします。
音声合成LSI 2
USART 端子を空ける為に、端子の割り付けを変更しました。
音声合成LSI 3 USART
USARTの設定について説明します。
音声合成LSI 4 フラグ
複数のプログラムが連携して一連の処理を行う為に設けたフラグの構造について説明します。
音声合成LSI 5 データ送信
実際に音声データを送信しているプログラムについて説明します。 音声データに限らず、USART 送信プログラムに共通する内容です。
音声合成LSI 6 音声(動画)
USART で使う場合は、最初にボーレートの自動設定をさせる必要があります。 このプロジェクトで発声させた音声を聞けるように動画撮影しました。
音声合成LSI 7 発声開始
(1) 赤外線リモコンから受信したコードに割り当てられた音声データのポインターを準備する
(2) 音声中のデータ・ポインターを更新して送信開始のフラグ設定をする
音声合成LSI 8 発声終了
受信割り込みで Ready を確かめて一連の処理を終了する部分について説明します。
音声合成LSI 9 データテーブル
「音声合成LSI 7 発声開始」 、 「音声合成LSI 5 データ送信」で紹介したプログラムが参照しているデータテーブルについて説明します。 ソース・ファイル(プロジェクト)をダウンロード出来ます。
RRP1320-2-01 概要
既に赤外線リモコンのボタン操作 0(10)~9 に応じて準備したフレーズを発生する機能と汎用タイマーが動作しています。 目先、焦電センサー、リードスイッチ、測距センサーの各入力に応じる発声を実現してダウンロード販売中です。
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